高性能赤外線ドローンとは

建築基準法改正により第12条点検にドローンが正式に認められました。

令和4年4月1日建築基準法第12条の点検では、ドローンによる赤外線調査が外壁の定期調査方法として正式に認められています。ドローンによる調査は、従来の点検手法と比較して、コストと時間の削減、安全性の向上、精密なデータ取得など、多くのメリットがあります。特に高所やアクセス困難な場所の点検において、その優位性を発揮しています

国や地方自治体からも建築基準法に基づく調査書提出義務において赤外線ドローン点検が正式に認められ、私共では1級建築士との連携で調査書提出のお手伝いをいたします。

なぜ赤外線ドローン検査なのか、メリットデメリットは

メリット

1,打診調査のため足場やゴンドラといった仮設設備が必要でしたが、ドローンの場合仮設は不要のため3分の1程度の費用で済みます。

2,私共所有の赤外線度ドローンは大型で、耐風力に優れ6方向の障害物センサーを有してるため安全性に優れてた機体といえます。万が一の為に5億円の保険に加入しております。

3,一番のメリットと言える短時間の飛行で検査が終了することです。小規模のマンション等では1日で完結します。精度に関しては、一定の条件を満たしていれば赤外線調査は87.7%の精度で調べることができるということになっています。

デメリット

1,天気に左右される。雨、曇天、強風では撮影不可です。赤外線は太陽が当たった壁面の温度変化によりタイルやモルタルの浮きを感知する為、太陽で暖められた後に撮影することで劣化箇所を捉えます。ここが一番のデメリットと言えます。

2,赤外線は外壁の材質が鏡面タイルやガラス張りの外壁など、太陽光が反射すような材質は適しません。また、湿式工法で団子張りタイル等のようにタイル接着面に空間層がある構造のもの適しません。

通常カメラと赤外線カメラの違い

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